従来の開発現場では、保存されたログファイルを過去に遡って解析する事後対応が中心でした。膨大なログファイルの中から当該箇所を見つけ出し、さらに内容を精査して絞り込みながら再現手順を特定する必要があり、解析には多くの時間と労力を要します。特に並列処理に起因する障害や発生頻度の低い障害では、原因の特定が非常に困難であり開発効率や品質に大きな影響を及ぼしていました。

デバッグで

従来からよく使われる print文などによるログ出力はリアルタイム性があるもののデバッガ接続中にしか使えず、ファイルとして蓄積できない欠点があります。一方、ファイルによるログ出力は保存できる利点はありますが、リアルタイム性に欠け、さらに出力内容や形式が開発者ごとに異なるため統一性がなく、正常系との比較や障害解析が困難です。

Logging Foot を導入することでこれらの問題は一気に解決します。従来 print文で出力していた内容をそのまま Logging Foot に置き換えることで、リアルタイム性を保ったまま、開発者によらず統一された形式でログを表示しファイルにも出力可能です。これにより開発段階で運用までを見据えたログの管理ができるようになります。

開発現場で

開発現場では、ログファイルを後から解析し、再現手順を特定して問題箇所を追い込むという手法が多く使われています。特にデバッグ環境では発生しない障害や発生頻度の低い障害、並列処理に起因する障害などでは原因を特定するのに多くの時間と労力を要します。

リアルタイムにログを監視することで、異常が検出された瞬間に処理を中断してデバッガーを接続すれば、その場で即座に障害箇所にアプローチすることが可能になります。この即応的な対応により、障害の特定と修正が迅速化され、開発効率と品質が大きく向上します。

保守・運用で

製造現場などの常時稼働システムにおいても、リアルタイムログ監視は極めて有効です。
異常ログが出力された段階で即座にバックアップやロールバックなどの処置を実行することで、システムへの影響を最小限に抑え、安定稼働を維持することができます